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ハノイのハンザ市場のバッチャン焼きで味のあるビンテージものが見つかるお店

オーナーの人柄に惹かれる

ハノイのハンザ市場のバッチャン焼きで味のあるビンテージものが見つかるお店

「バッチャン焼きを買うならハンザ市場」——これは日本人旅行者やガイドブックの間でよく知られている話。

専門店が軒を連ね、お互いに切磋琢磨しているから、良い商品がリーズナブルな価格で手に入りますよ。

バッチャン焼きを買うならハンザ市場

目次

なぜ「ハンザ市場」がバッチャン焼き購入にいいのか?

「本場のバッチャン村に行った方がいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれない。でも、ハンザ市場をおすすめするのにはこんな理由があります。

移動の手間がかからない

まず、移動の手間がかからないこと。バッチャン村はハノイ郊外にあり、市内から車で30分ほどかかりツアーでないと行きにくいです。旧市街にあるハンザ市場なら、観光のついでに立ち寄れます。

移動の手間がかからない

価格がリーズナブル

次に、価格がリーズナブルなこと。観光客が集まる通りのブティックと比べると、同じような商品でもかなりお手頃。

※注)ブティック店でもリーズナブルな価格のお店もあります。

店舗画像は生成AIで作成したイメージです。価格は、説明用のもので、実際の価格や店舗によって状況は異なります。

「売れるデザイン」を厳選

そして意外と見落としがちなのが、選びやすさ。バッチャン村は商品数が膨大すぎて「選ぶのに疲れた…」という声もあります。一方、ハンザ市場(特に地下1階の陶器エリア)は、地元の業者があらかじめ「売れるデザイン」を厳選して仕入れている。だから日本人好みのトンボ柄、蓮柄、シンプルな白磁といった定番が見つけやすいです。(あくまでも人の感想なので、人によって感じ方は異なります)

バッチャン村に行く価値とは?

バッチャン村に行く最大の価値は、バッチャン焼きを作っているバッチャン村に行った!という経験であり、その経験の思い出としてバッチャン焼きを買うということには、何にも変え難い価値があります。

バッチャン村に行く時間や手段がないという方に、ベトナムの思い出としてハンザ市場でバッチャン焼きを購入するというのは、とてもいい選択肢のひとつだと思うわけです。


そもそもバッチャン焼きって何がいいの?

バッチャン焼きの魅力を一言で言えば、「手書き・素朴な土のぬくもり・現代生活に馴染む実用性の高さ」。

魅力1: 手書き

まず、すべてが手描きということ。プリントではなく、職人が筆で一つひとつ絵付けをしているから、線の太さも色の濃淡も微妙に違う。つまり、全く同じものは存在しない。「自分だけの一皿」を探す楽しさがここにあるんです。

バッチャン焼き 手書き

※バッチャン焼きのブランド価値は、伝統的に「職人の手書き」にありますが、近年、安価なお土産品の中には「プリント(転写)」や「型押し」の商品も増えていますのでご注意ください。

魅力2: 普段使いできる

そして、ぽってりとした厚みと丈夫さ。重量感があって割れにくい。保温性も高いから、飾っておくだけじゃなく、毎日ガシガシ使える普段使いの器として優秀。

普段づかいできる

魅力3: 日本人の心に響くデザイン

デザインも日本人の心に響くものが多い。トンボ、蓮、菊——日本文化とも共通する吉祥文様が描かれていて、どこか懐かしさを感じる。最近は海外輸出向けにモダンでシンプルなデザインや、独特のヒビ割れ模様(貫入)を生かした渋い色合いの「ニューバッチャン」も人気。

魅力4: 縁起がいい

ちなみにトンボ柄は、「前にしか進まない(勝ち虫)」として日本でも縁起が良いとされています。新たな門出を迎える人へのギフトにもストーリー性があっておすすめ。

我が家にもいろんなバッチャン焼きがあって、サッカーをやっている息子が使っている小皿は勝ち虫のトンボ柄です。


どのお店に行けばいいの?という人へ

ハンザ市場に来たはいいものの、ずらりと並ぶお店を前に「どこから見ればいいの?」と途方に暮れる人も多いはず。

そんなあなたに、まず足を運んでほしいお店があります。

このお店の特徴は、最新のものだけでなくビンテージものが豊富に揃っていること。

ビンテージのバッチャン焼きは、色合いやデザインに独特の味わいがあって、現行品とはまた違う魅力がある。しかも同じものがなかなか見つからないから、「人とかぶりたくない」という人にもぴったり。


ビンテージが豊富な理由

オーナーは、かれこれ30年近くこの場所でお店を続けている。

このオーナーのおっとりとした人柄が、この人から書いたい!という気分にさせる。

オーナーの人柄に惹かれる

なぜこんなにビンテージが揃っているのか聞いてみると、実はオーナーのおじさんが根っからのコレクターで、長年かけてコツコツ集めてきたものなのだそう。その大切なコレクションが、このお店の棚に並んでいるというわけだ。

ハンザ市場の人たちは気さくで親切な人が多いのだけど、このオーナーはちょっとシャイな印象。それでも一生懸命に接客してくれる姿に、思わず応援したくなってしまう。

「日本に行くのが夢なんです」と、はにかみながら教えてくれた。

お客さんがたくさん来て、いつかその夢が叶いますように。

伝統的なバッチャン陶器

Store # B359, located in the basement, B1 P. Hàng Da, Cửa Đông, center, Hà Nội, ベトナム

「伝統的なバッチャン陶器」という看板が目印。小さな店舗が並んでいるので間違えないように!

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